ktmのブログ

未知日記を読んだ心象を記事として記録しています。なのでこれは独り言です。

2024年5月のブログ記事

  • 第十講 絶対界と不滅母の関係No.13

    例へば禅門に入りて坐禅する時、小児は早く見性すれば知識すぐれたる人は容易に見性することを得ざるなり。然るに一度見性すれば小児の如き比にあらざることの体験は、禅したるものの其々語り居るところなり。兎に角我意をたくましくすることは修行の妨げとなる故に、修行する者は先づ我意即ち我心を捨てよ。然らずば永久... 続きをみる

  • 第十講 絶対界と不滅母の関係No.12

    すべて催眠術などは此種の類にて、術者が被術者の心を混乱せしめてその心の働きを制止し、然して魂に徹さしむる暗示を送るが故に、忽ち一種のはたらきを即時に行ふことを得るなり。是等も矢張り無気の力に他ならず。術者の暗示の言葉は有気にして魂に徹して無気となり、其が忽ち有気に化してはたらく故なり。故に心のみは... 続きをみる

  • 第十講 絶対界と不滅母の関係No.11

    例えば機械なくして、翼なき肉体を以て空かけらんなど計り居る如き事は理にあらず。若し斯る考へを起す人には注意しやるべし。是等は物理学よりなしあたはざる事の理は、誰にも知らるる事柄なるが故なり。仙人が天かけり空かけりすると聞かされて、其を肉体上より考ふるが故に誤信するなり。されど彼等は決して雲をよびて... 続きをみる

  • 第十講 絶対界と不滅母の関係No.10

    此不滅母の理をきはむるにあらざれば、絶対界を知ることを得ず。この理を知らばたとえ全宇宙の原子が爆破せらるるとも、直ちに是をもとに復活せしむる事を得るなり。然しながら全宇宙の原子を、如何なる方法を以てすとも絶滅する事の難き理も亦、不滅母原理をきはめなば理解することを得るなり。不滅母原理を理解すれば、... 続きをみる

  • 第十講 絶対界と不滅母の関係No.9

    神の光明はあまねく全宇宙を照らす。然して至らざる処なし。我かく語らば諸子は不審するならん。其は他ならず。未知日記前巻に認めある蝙蝠界の如き、暗黒のところには神の光明あらざるならんと。諸子は光明と云へば光を連想するが故に暗黒界は光明界にあらずと思ふなり。暗黒と云へども光明なり。即ち暗の光明、明の光明... 続きをみる

    nice! 1
  • 第十講 絶対界と不滅母の関係No.8

    今後医学が進むに従つて、愚者をして賢者たらしむる研究は、必ずやなし遂げらるるならん。されど其は脳の細胞の足らざることによつて或程度なし得らるることは明らかなれど、其が魂を医学によつて左右することは如何に学理を研究すとも不可能の事なり。然るに二流界の人類ともならば、その魂の力を種々様々に変化せしむる... 続きをみる